片波川源流域のユウレイソウ
片波川源流域の自然環境保全地域で見かける「ギンリョウソウ」(銀竜草)。
枯葉が積もった地面からにょきにょきと顔を出しています。
竜の頭のような形からこの名前が付いたそうです。
別名、ユウレイタケ(幽霊茸)ともユウレイソウ(幽霊草)とも。
片波川源流域の自然環境保全地域で見かける「ギンリョウソウ」(銀竜草)。
枯葉が積もった地面からにょきにょきと顔を出しています。
竜の頭のような形からこの名前が付いたそうです。
別名、ユウレイタケ(幽霊茸)ともユウレイソウ(幽霊草)とも。
ウツギは「空木」とも「卯木」とも。
茎の中が空洞になっているから「空木」とか。
旧暦4月「卯月」に花が咲くから「卯の花」、その木を「卯つ木」と呼んだとか。
一方で、卯の花が咲く季節から、旧暦4月を卯月と名付けたという説も・・・。
白い花は、「ヒメウツギ」。
ピンクの花は、「タニウツギ」。
昔は、この花の開花が田植えの合図。「田植え花」とも呼ばれてきました。
こちらは、「ヤブデマリ」。
こちらは、「ノイバラ」です。
「代掻き(しろかき)」は、土を起こした田んぼに水を張って、土をさらに細かく砕き、掻き混ぜて土の表面を平らにします。
2~3日おいて、土が沈殿するのを待って、苗を植えていきます。
ノフジ(野藤)ともいうそうです。
この時期たくさん見かけます。
他の木に巻きついて大きく成長する、つる性の大木です。
見た目は綺麗なのですが、これが増えて大きくなるということは、
人が山に手を入れなくなった証拠ともいえます。
萌え出る若葉。
新緑と呼ぶには、まだ少し早い黄緑色。
芽吹きからほぼひと月で、山々の広葉樹は緑に覆われ、
間もなく、常緑樹の緑と同化していきます。
岩肌には、名前を知らない可憐な野草が・・・。