おーらい黒田屋

黒田の四季

イカリソウ

船の錨の形に似ていることからそう呼ばれる、イカリソウ。
昔に比べ、少なくなってきたような気がします。

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山笑う

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「山笑う」は春の季語。山が笑うって・・・と、不可解でした。
漢詩の「春山澹冶而如笑(春山淡冶にして笑うが如く)」が語源だそうです。
「笑」の漢字には、「笑(え)む」という説明がありました。
これだ・・・「笑む」だ。
「笑む」には、にこにこする、花が咲き始める、つぼみがほころびる、などの意味があるそうです。
春の山は確かに、「にっこり」しているように見えます。

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黒田でも桜が開花

標高が約300mを超える黒田でも、例年より早く桜が咲き始めました。
旧小学校の枝垂桜は満開近し、校庭のソメイヨシノは3分咲きといったところでしょうか。
例年4月下旬に満開を迎える「黒田百年桜」もつぼみが膨らみ、
お天気次第では数日中に開花するかも知れません。
 
旧黒田小学校前の国道477号。
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運動場脇のソメイヨシノの老木です。
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江後町の蛭子神社の桜も咲き始めました。
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「こぼせ(タムシバのこと)」もほぼ満開のピークを越え、
つづいて広葉樹の新芽が紅く吹き出しました。
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山の春です。

タムシバが満開になりました。
ことしはたくさん花が咲いています。豊作になるのでしょうか。
花が多い年とそうでない年がどうも隔年で訪れるような気もします。
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イワウチワ(岩団扇)です。
葉っぱの形からそう呼ばれるようです。花言葉は「春の使者」だそうです。
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山に「こぼせ」が一斉に

山に「タムシバ」が一気に咲き始めました。
この地域の人々は、昔から「こぼせ」と呼んでいます。
他の木々に先駆けて白い花をつけ、山に春の到来を告げます。
この花が咲いたら稲作の準備に取りかかる、この花がたくさん咲いた年は豊作になる、と言われてきました。
ことしはたくさんの花をつけています。
♪こぶし咲く あの丘 北国の・・・の「こぶし」とは、モクレン科モクレン属の仲間で、
花は非常に良く似ているのですが、植物名は「タムシバ」だそうです。
コブシの別名を「田打ち桜」とも言うそうです。
「タムシバ」や「コブシ」より、この地で昔から耳にしてきた「こ・ぼ・せ」のほうが春の陽のようにやわらかい語感で、
いいな、と思います。
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峠道を進むと、いたるところでアセビ(馬酔木)が満開です。
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ミツバツツジも咲き始めていました。
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