おーらい黒田屋

黒田の四季

新緑へ

灰屋谷の遅い春。
ヤマザクラは既に葉桜に。
萌黄色の山笑う。
新緑の季節へと向かいます。

ことしもヒトリシズカの花が咲き始めていました。

山にも春が

タムシバが4月に入ってやっと山々に目立ち始めました。

モクレンの仲間で、別名を「ニオイコブシ」といって、花には芳香があります。
また「カムシバ(噛む柴)」という別名もあって、葉や枝を噛むと独特の甘味がするためにこの名前がつき、これが転じて「タムシバ(田虫葉)」となった、というのがネットの情報です。
花を見ただけではコブシと区別するのが難しく、この地の人々はこれを「こぶし」または「こぼせ」と呼んできました。
「こぼせ」が咲くと春の農作業が始まります。
片波の山々に「こぼせ」(タムシバ)が見事に咲いています。



クロモジも花の準備をしています。

上黒田のマメザクラ

久しぶりの青空です。
上黒田草原(「クシャバラ」と発音します)のマメザクラが咲きました。
3月の低温続きで、この桜もいつもの年より遅い開花です。

八重紅梅 見頃に

上黒田の地蔵院の八重紅梅がまもなく満開です。
例年より少し早いようです。
ぐずつき気味のお天気続き、紅梅が青空に映えてくれると良いのですが。。。

とんど

正月行事を締めくくる「小正月」の行事「とんど」。
三本の青竹を組んで、しめ縄や門松、古いお札を焚き上げます。
前日午後の雪で今朝の黒田は雪景色。
朝には晴れて冷え込み、最低気温はマイナス4度でした。
宮町の「とんど」は、昨年末までに校舎が全て解体、撤去された黒田小学校のグラウンドで行われました。






(校舎の撤去が完了した黒田小学校跡地 2023.12.24撮影)