おーらい黒田屋

黒田の四季

西日本豪雨


7月5日(木)から8日(日)にかけて、西日本に甚大な被害をもたらした西日本豪雨。
京北では、5日の雨量が286㍉を記録し、1日降水量が観測史上最大となりました。
黒田地域には、他地域より早く「避難勧告」、「避難指示」が発令され、黒田基幹集落センターなどの避難所には、5日から3夜、延べで180人が避難しました。


避難勧告の発令から70時間以上経った8日の午前3時40分にようやく避難指示は解除されました。
黒田では幸い大きな被害はありませんでした。

片波川源流域の伏条台杉群への進入路は、随所に土砂の流出の跡や路肩の流失がみられ、一般車両が通行できる状態ではなく、現在、現地への案内を中止しています。



梅雨に咲く花

梅雨に入り、峠道の山肌にアジサイが咲き始めました。
コアジサイ。鮮やかな青です。たくさん咲いています。

不思議な花の形をしています。

ヤマアジサイも見つけました。車で走っていて見落とすところでした。

山道の花2

梅雨入り前。この時期、低潅木が白い花をつけます。
道路わきの斜面や谷川でたくさん見かけるのがヒメウツギ。
いたるところに咲いています。

良く見ると花弁が4枚のウツギも。ネットで調べた限りでは「バイカウツギ(梅花空木)」のようです。
梅は5枚のはずですが、なぜこの名前がついたのでしょう。
確かに花びらが丸くて、梅の花びらのようではありますが。


こちらは、ノイバラ(野茨)。野バラとも。バラの香りが漂います。

こちらはコアジサイです。もう少し青みを帯びてきます。

オオバアサガラ(大葉麻殻)も咲きました。

こちらは、ホオノキ(朴の木)の花です。
花弁が10㎝以上あります。

山道の花

山道で見かける初夏の花です。
ヤブデマリ(藪手毬)は、いっぱい咲いています。


ヒメウツギ(姫空木)です。
例年より少し早く咲きました。

タニウツギ(谷空木)も、早い開花です。

独特な花の形のマムシグサ。

茎の模様がマムシに似ていると考えられ、この名がついたそうです。

毒があるので、鹿も食べません。
漢方薬にも用いられるそうです。

万緑の光景


まぶしいような緑です。


落葉樹の若葉の緑が、日に日に針葉樹の緑に近づいていきます。


4月22日の同じアングルの画像です。ヤマザクラもすっかり他の広葉樹に溶け込みました。


ヤマフジの花です。


こちらは、珍しい白花のフジです。


灰屋川沿いの崖にあり、人がわざわざ植えるような場所ではありません。
突然変異種なのでしょうか。


クリンソウが咲き始めていました。


オマケは、「アオサギ」です。田んぼでエサをさがしています。