梅雨の中休み。夏の花が咲き始めました。
ギボウシ(擬宝珠)の花です。
ジャノメソウ(蛇の目草)です。
「ジャノメソウ」は実は別名で、和名はハルシャギク(波斯菊)と言うそうです。
波斯はペルシャのことで、明治の初めに観賞用に導入されたものが野生化したのだそうです。
16日、近畿地方の梅雨入りが発表されました。
近畿では、観測史上最も早い梅雨入り。
平年(6月6日頃)より21日早く、昨年(6月10日)より25日早かった、とのことです。
※大阪管区気象台は9月1日、今年の近畿地方の梅雨入りについて確定値を発表し、5月16日ごろとみられるとしていた速報値から、実際は6月12日ごろだったとみられると修正しました。6月上旬に晴れの日が続き、検討の結果、5月の雨は「梅雨のはしり」だったと判断した、ということです。
気がつけば、既にヒメウツギが咲いています。
これも例年よりずいぶん早いように思います。
そういえば、ことしの桜の開花も各地で史上最速でした、ね。
シランも咲きました。市内部より1週間遅れといったところでしょうか。
雲の切れ間から満月が顔をのぞかせました。
4月の満月をアメリカではピンクムーン(桃色月)と呼ぶことがあるそうです。
月がピンク色に見える訳ではなく、鮮やかなピンク色の花が咲くころという意味だそうです。
(参考:ウェザーニュース「お天気ニュースCh」より)
片波のホンシャクナゲの群落が見頃を迎えています。
ツツジ科の常緑低木で日本固有種。片波川源流域の自然林にたくさん自生しています。
ウスギヨウラク(薄黄瓔珞)がたくさん花をつけていました。
ツリガネツツジとも呼ばれるツツジ科の植物。
「瓔珞」は仏像の装身具や仏壇の吊り飾りなどをさすそうです。
片波の集落にたくさん咲いているシャガの花。
中国原産でアヤメ科の帰化植物。
いまは住む人がいなくなった片波の集落ですが、林業が盛んだったころ100世帯300人ほどが暮らしていたという片波集落の昔が偲ばれます。