おーらい黒田屋

黒田の四季

ピンクムーン

雲の切れ間から満月が顔をのぞかせました。
4月の満月をアメリカではピンクムーン(桃色月)と呼ぶことがあるそうです。
月がピンク色に見える訳ではなく、鮮やかなピンク色の花が咲くころという意味だそうです。
(参考:ウェザーニュース「お天気ニュースCh」より)

山の花

片波のホンシャクナゲの群落が見頃を迎えています。
ツツジ科の常緑低木で日本固有種。片波川源流域の自然林にたくさん自生しています。


ウスギヨウラク(薄黄瓔珞)がたくさん花をつけていました。
ツリガネツツジとも呼ばれるツツジ科の植物。
「瓔珞」は仏像の装身具や仏壇の吊り飾りなどをさすそうです。

片波の集落にたくさん咲いているシャガの花。
中国原産でアヤメ科の帰化植物。
いまは住む人がいなくなった片波の集落ですが、林業が盛んだったころ100世帯300人ほどが暮らしていたという片波集落の昔が偲ばれます。

ヒトリシズカ(一人静)は咲き始めたばかりです。

まだ開花中のヤマザクラも、間もなく緑に変わっていきます。

灰屋谷のヤマザクラ

山桜が灰屋谷を彩っています。
木々の芽吹きの季節です。

芹生の桜はこれからです。

山吹が咲き始めました。

イワウチワ

片波で見つけたイワウチワ(岩団扇)。
花言葉は「春の使者」だそうです。
名前の由来は葉っぱの形から。
片波川源流域の層状チャートの岩肌にたくさん咲いていました。



シャクナゲも開花

ホンシャクナゲ(本石楠花)も咲き始めました。
黒田百年桜と歩調を合わせるように咲き始めるホンシャクナゲ。
やはり、例年よりずいぶん早い開花です。