とんど
三本の青竹を組んで藁をかけ、正月飾りや古いお札を焚く「とんど」(左義長)が行われました。
煙に乗って年神様が天上に帰っていくとされています。
もともとは、正月行事を締めくくる15日の「小正月」の行事でしたが、最近は休日に行われることが多くなりました。
各町内ごとの行事で、新年のあいさつも交わされます。
子供たちの書き初めを炎にかざし、高く舞い上がるほど字が上達するといわれています。
とんどの火で焼いたお餅を食べると無病息災で過ごせるといわれています。
竹は持ち帰って竹串を作り、節分にはそれにイワシの頭を刺し、柊の枝とともに門口に飾って鬼除けにします。
とんどの藁灰も持ち帰り、軒先に撒いて厄除けにします。
この一年が幸いでありますようにとみんなで祈りました。
ことしは、雪のないお正月です。