おーらい黒田屋

イベント情報

「黒田ふれあいまつり」を11月5日(日)に開催します。

※このイベントは終了しました※

元気だ!くろだ! ~おいしい秋,見ぃつけた!~
ことしも「黒田ふれあいまつり」を開催します。

“秋の黒田ににぎわいを”と始まったこのイベントも今年で23回目を迎えます。
地元産の野菜を格安で販売する「新鮮やさい市」のほか,ジビエ料理(猪鍋・猪焼肉・鹿ワイン煮),本格窯焼きピザなどの販売を行います。
また,地域住民の交流の場としてステージイベントやゲーム大会をはじめ,餅つき体験や餅まき,新米抽選会(新鮮やさい市にて1,000円以上お買い上げで1回抽選),バザー等も併催します。

特に新鮮やさい市や新米の抽選会は毎年好評をいただいており,京北地域内はもとより京都市街からも多くの方にご来場いただいております。秋の黒田をぜひ満喫してください!

 

【日時】
11月5日(日) 午前9時半~午後2時半

【プログラム】

【会場】
「おーらい黒田屋」前広場、特設会場

【交通】
■お車をご利用の場合
JR京都駅,名神高速京都南インターチェンジから約1時間半
(国道162号線で周山まで,周山から国道477号線を利用)
*無料駐車場あり(60台程度駐車可)

■公共交通機関ご利用の場合
JR京都駅から西日本JRバス「高雄・京北線」にて終点「周山」下車,周山から「京北ふるさとバス」にて「宮」バス停下車すぐ。
所要時間 JRバス:約1時間半 京北ふるさとバス:約30分
*所要時間はあくまで目安となります。交通状況により到着時間が前後することも考えられますのでご了承願います。

【主催】
黒田ふれあいまつり実行委員会

【お問い合わせ】
おーらい黒田屋
京都市右京区京北宮町宮野93-2
電話・ファクス 075-856-0968
営業時間 10:00~16:00
定休日 毎週月曜日,祝日(季節や催しによって営業します。
ウェブサイト https://ohraikurodaya.sakura.ne.jp

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みなさまのご来場をお待ちしています。

黒田の古道「京みち」復活!

※このイベントは終了しました※
京都市右京区まちづくり支援制度

黒田の古道「京みち」復活!

1.黒田の京みち・トロ峠
右京区京北黒田に「トロ峠」という山道があります。
黒田の宮町、下黒田町の集落と灰屋町の集落を最短で結ぶ峠道です。
標高は658m。地元では昔から「京道(きょうみち)」と呼ばれてきました。


上桂川の上流域に位置する山国や黒田は、平安時代から木材の供給地として「禁裏御料地」、すなわち宮中の直轄地となり、「山国荘」と呼ばれました。
本郷・山国に対し、黒田や小塩、広河原などは、その枝郷とされ、「奥山」とも呼ばれたそうです。


室町中期から江戸末期まで、天皇の側近の女官が書き継いだ日々の記録「御湯殿上日記(おゆどののうえにっき)」には、「くろたよりかちん(=餅)まいる」「くろたよりあゆ(鮎)まいる」などと記され、餅や粽、鮎、柿、檜皮(ひはだ)、樒(しきみ)など四季折々の産物が、黒田からも頻繁に宮中に届けられたことが記されています。
黒田から都までは、山道を歩いて片道6~7時間。その昔、炭俵を背負い、芹生峠を越えて貴船の炭問屋、あるいは芹生から花背峠を越え、鞍馬の炭問屋に納められたと伝えられています。
京みち・トロ峠は、平安京へ物資を送るため人々が踏みならした「古道」です。

2.通行不能で50年来放置されてきた


戦後間もない頃、黒田小学校の児童は、トロ峠を越えて貴船口まで歩き、鞍馬電車に乗って修学旅行に出かけたそうです。目的地は琵琶湖だったといいます。
昭和30年代に入ると府道も整備され、灰屋まで路線バス(当時の国鉄バス)が通うようになり、トロ峠は利用されなくなりました。
その後は倒木や豪雨災害が重なり、通行不能のままこれまで放置されてきました。

3.人気の北山歩き
近年、団塊世代のリタイア組や高齢の「山ガール」を中心に、「北山歩き」や、自然や歴史、文化に触れる「京都一周トレイル」のトレッキングが盛況です。
京都一周トレイルは、伏見桃山から、比叡山、大原、鞍馬を経て、高雄、嵐山、苔寺に至る京都の三山を散策できる全長約83.3キロの「京都一周トレイルコース」と、豊かな森林や清流、田園風景に恵まれた京北地域をめぐる全長約48.7キロの「京北一周トレイルコース」からなり、多くの観光客や市民に親しまれています。
休日ともなると、貴船、二ノ瀬、雲ケ畑から滝谷峠、魚谷峠、石仏峠、祖父谷峠、さらに桟敷ヶ岳、天童山などをめざす多くの北山歩きのグループが行き交っています。
また、マウンテンバイクで山岳縦走を楽しむ人もいるようです。

4.トロ峠の「黒田防空監視哨」
第二次世界大戦中、米軍の本土来襲に備え、敵機を監視する「防空監視哨」が府内33カ所に置かれました。トロ峠の頂上の近くにも「黒田監視哨」が設置されました。


監視隊員は、主に地域の青年団員があたり、1班は6人編成で、黒田で2班、山国で1班が編成され、3日に一回の当番で、毎朝7時に引き継ぐと翌朝まで24時間、6人が交替で監視にあたりました。
監視哨には、京都府庁の京都監視隊本部に直結した有線電話が備えられていて、敵機が認められると直ちに報告され、師団司令部から京都市域にも空襲警報が発令されるなど、防空体制が整えられたといいます。
当時小学生だった古老の記憶では黒田監視哨は次の図のようなものであったということです。

また、当時、監視哨の哨長を務めていた故人の家には、「航空機爆音」というSP盤レコードが残されています。


内務省防空研究所や海軍技術研究所の製作で、ラベルには防空監視哨員訓練用、米機ロッキードハドソン、米機マーチンなどと記され、飛行機のエンジン音が録音さています。
その音を耳に焼き付けて監視にあたっていたと見られます。

5.「黒田・京みちの会」の願い

平安の昔から都に物資を送り、地域住民の生活を支えてきた古道のひとつ、トロ峠。
荒れたまま放置され、やがてその存在も忘れ去られるのではないか。
地元の有志でつくる「京みちの会」では、地域の歴史遺産ともいえるこの峠道を再整備し、また幻の戦時資料ともいえる「黒田監視哨」を再現して、次世代に引き継ぎたいと考えています。
そして、北山歩きを楽しむ人たちには、安全に足を延ばして散策してもらえるようにし、豊かな自然に触れ、地域の歴史や暮らしぶりに思いを馳せることができる新たなルートを提供したいと考えています。

(片波川源流域の伏条台杉群・京都府天然記念物)

黒田には、京都府指定天然記念物「片波川源流域の伏条台杉群」があります。
西日本屈指の巨大杉の群落は、長岡京造営時から上桂川の水運を利用して木材を都に搬出してきたこの地域の林業の歴史を雄弁に物語っています。
これらを貴重な観光資源とし、黒田のみならず、桂川上流域全体の活性化の一助となることを期待しています。
新たな観光客を誘引し、この地域への関心がさらに高まり、移住・定住がさらに進んで、ふるさと・黒田が将来、限界集落から消滅集落へと進むようなことがないよう、切に願っています。

黒田の「京みち」トロ峠・通り初め
2017年11月5日(日)10:30~13:00

 主催:黒田・京みちの会

・旧黒田小学校グラウンド集合(10:30)
・古道の開通を祝い往来の安全を祈願(春日神社宮司)
・黒田防空監視哨跡へ出発
・トロ峠頂上付近で、黒田や山国の眺望も
・下山後、「黒田ふれあいまつり」で出店やふるまい餅、餅まきを
・休憩後、黒田の歴史のお話や監視哨経験者の証言ビデオを視聴
(会場:黒田基幹集落センター)

当日は、京北ふるさとバス臨時便増発 ≪9:30周山発、14:00黒田・宮発≫
7:50京都駅発、9:17周山着のJRバスから接続。
京都駅で「周山フリー乗車券」を購入すると往復料金2,360円が1,850円に。
「周山フリー乗車券」の購入者は、京北ふるさとバスの「京北一日フリー乗車券」(500円)が購入でき、京都駅と黒田間の往復料金は計3,620円が2,350円に!
黒田ふれあいまつりにお越しの方も、臨時便をご利用ください。

「京みち通り初め」の参加希望者は事前に電話でお申込みください。
傷害保険の手続きをしますので、氏名、住所、連絡先の電話番号をお伝えください。
お申込みは、おーらい黒田屋 075-856-0968、または黒田・京みちの会事務局 090-7354-4224まで。

下記お申込みフォームからもお申込みいただけます。
お申し込みフォーム

黒田の京みち復活の取り組みが京都新聞に紹介されました。
⇒こちら

黒田百年桜のライトアップを始めました。

※黒田百年桜のライトアップは終了しました※

黒田百年桜が咲きはじめました。
17日から、夜のライトアップを始めました。
初日は、強い雨になりました。
開花期間中、午後6時から9時まで点灯します。
夜桜もお楽しみください。

(去年の満開時のライトアップの写真です)
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(2017年4月21日の写真です)

「きんま道」が再現されました。


「黒田百年桜まつり」のイベントを控え、おーらい黒田屋前の池に「きんま道」が登場しました。
この「きんま道」は、去年秋の「黒田ふれあいまつり」の会場で再現され、京都新聞や「森の京都探訪記」にも紹介され、関心が高まりました。
昔の山仕事の一端を多くの人に見てもらおうと、再び作りなおしたものです。


現在のような林道がなかった時代、山から切り出された木材は、「きんま(木馬)」と呼ばれる運搬用の木製のそりに積まれ、山道に丸太を敷き並べた「きんま道」を人力で引き、川べりまで運び出されました。
急傾斜の山道を下るときは、大変な危険を伴う重労働でした。
経験者は「命がけの仕事だった」「重いきんまと、数十本もの“かすがい”や“とんび”(鳶口のこと)を担いで山を上がるのも辛い仕事だった」と往時の苦労を語ります。

 
流れを丸太で堰き止めた止め場(とめば)と呼ばれる仮設の「堰」に集められた木材は、堰を開放した水の勢いに乗って大堰川(上桂川)の本流に出され、筏場(いかだば)と呼ばれる堰で筏に組まれ、筏師に操られて京の都へと運ばれていきました。
「きんま」は、ワイヤロープを使った「索道」による搬出や、林道が整備されてトラックや運搬用重機が入るようになる昭和40年代まで、重要な搬出手段として活躍しました。

そして14日、ついに「きんま曳き」さんのかかしが登場しました。

4月21日、前掲の貴重な「きんま出し」の白黒写真の“ご本人”が、「再現・きんま道」を夫婦で見学に来られました。

うしろの写真は30歳ごろとか。

御年96歳。お元気です。

 

 

 

「黒田 桜まつり」を4月15日、16日に開催します。

※このイベントは終了しました※


2016桜まつりチラシ

「黒田百年桜」は、八重の中に一重が混じる珍種。「京の桜守」佐野藤右衛門さんの命名です。

ことしも「黒田 百年桜まつり」を開催します。

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【日時】
4月15日(土)、16(日) 午前9時~午後5時

【会場】
「おーらい黒田屋」前広場、黒田百年桜の周辺

【内容】

  • よもぎ餅、栃餅、サバ寿司、ちらし 寿司、弁当、地元特産品などの販売。
    黒豆ぜんざい、本格ピザ窯の焼きたてピザ(ピザは15日のみ)の屋台も。
    おーらい黒田屋の喫茶コーナーでコーヒーや各種飲み物をごゆっくりと。
  • 15日は、春日神社境内で大正琴やオカリナのライブ演奏も。アトラクションの飛び入りも歓迎です。
  • 16日は、電子オルガン演奏(植田昌枝さん=五本松スタジオ・音楽教室)も。(雨天時中止)
  • 開花中は、日没から午後9時までライトアップします。 妖艶な夜桜もお楽しみください。
  • 無料駐車場は旧黒田小学校グラウンドです。

【きょうの黒田百年桜】
黒田百年桜の開花状況は こちら からご確認いただけます。
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【お問い合わせ】
TEL:075-856-0968
(受付時間10:00~16:00 ※月曜・祝日を除く)

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みなさまのご来場をお待ちしています。