見頃のクリンソウ
灰屋川の川べりでクリンソウ(九輪草)が見頃を迎えています。
日本原産のサクラソウ科サクラソウ属の多年草で、仏塔の屋根の上の「九輪」に似ていることから名前がついたと言われます。別の説もあります。
灰屋川の川べりでクリンソウ(九輪草)が見頃を迎えています。
日本原産のサクラソウ科サクラソウ属の多年草で、仏塔の屋根の上の「九輪」に似ていることから名前がついたと言われます。別の説もあります。
①ウワミズザクラ(上溝桜)です。
長いおしべがブラシのように見えます。
花の一つ一つを見ると確かに5弁の桜の形をしています。
②トネリコ(戸練粉)という名前の木です。
樹皮から分泌した白蝋(はくろう)を「トネリコ」と言い、これを敷居の溝に塗ると戸の滑りが良くなるので、戸塗木(とぬりき)からトネリキと転じ、「トネリコ」の名前が生じたそうです。
③ウリハダカエデ(瓜膚楓)の花がたくさん咲いていました。
木の皮に青緑色の模様があり、この模様の色がウリの実の色に似ていることからウリハダカエデの名があると言われます。
④ミヤマガマズミ(深山莢蒾)というそうです。
ヤマアジサイにしては早すぎるなと思い、近づいてみました。
ガマズミより葉が細く、ミヤマガマズミのようです。
きのう気になっていた山の白いモワモワっとした花。
調べ直しました。
ナンジャモンジャ(ヒトツバタゴ)かと思っていましたが、同じモクセイ科の「アオダモの木」の花と分かりました。
雨が降ると樹皮が緑青色になり、樹液が青色の塗料になることから、「アオダモ」という名前がつけられたということです。
樹皮に白っぽい斑(まだら)模様ができることが多く、材質は堅くて粘りがあり、野球のバットの原料として知られる、ということです。イチローもアオダモのバットを愛用していたとか。
晴れ渡って、風の冷たい一日でした。
若葉と咲き残った山桜、そして白い花をつけた木。
毎年、気になっていた白い花。
近づいてみると、なんじゃこりゃ。
やはり、「ナンジャモンジャの木」のように見えます。
どうして、こんな山肌に???
日が落ちて、冴えわたった空に三日月が。
そして、今夜は北斗七星もくっきりと。
萌黄色の広葉樹。いまは白い山桜も数日中に葉桜となって新緑に同化します。
芹生の里に、まだ桜が残っていました。
まぶしい新緑。明日から立夏です。