おーらい黒田屋

黒田の四季

初夏の片波に咲く花

①ウワミズザクラ(上溝桜)です。
長いおしべがブラシのように見えます。
花の一つ一つを見ると確かに5弁の桜の形をしています。


②トネリコ(戸練粉)という名前の木です。
樹皮から分泌した白蝋(はくろう)を「トネリコ」と言い、これを敷居の溝に塗ると戸の滑りが良くなるので、戸塗木(とぬりき)からトネリキと転じ、「トネリコ」の名前が生じたそうです。


③ウリハダカエデ(瓜膚楓)の花がたくさん咲いていました。
木の皮に青緑色の模様があり、この模様の色がウリの実の色に似ていることからウリハダカエデの名があると言われます。


④ミヤマガマズミ(深山莢蒾)というそうです。
ヤマアジサイにしては早すぎるなと思い、近づいてみました。
ガマズミより葉が細く、ミヤマガマズミのようです。